私とわたし

ヨガとあれこれ

14歳 ②

思えば14歳の頃私は

金髪にして家出して

人も自分も傷つけて

これでもかってくらい

ギザギザハートだった(古っ)

 

私は基本的に真面目で平和型なのに

何かを超えると急に攻撃的になるらしく

0から100どころか200になる

 

16の時は

ある日友人と突然

新しい暮らしをしよう!と終電で渋谷へと行き

なんだか色々流れた結果、予備校生がたくさん住んでる風呂なしトイレ共同のボロボロのアパートで少しの間暮らした

クラブで奢ってもらったり

予備校生達が親から送ってもらっている食料を厚かましく食べたり

テレクラのティッシュを配ったり

パー券を売ったりしてなんとか食いつなぎ

なぜか友人と割り勘で華原朋美のCDを買った

食料を買えよと思うけどね

そういう気分だったんだろう

結局その後、姉の彼氏に捕まり私達のこころのままの暮らしは終わって

その暮らしを共にした友人も今は死んでしまったんだけど

たまに、あの予備校生達はどうしているかなと思う

 

 

あの頃は自分で自分をめちゃくちゃにして

やっと生きていると思っていたし

そうするしかない気がしていたけど

 

破壊して、再生したかった

ただそれだけだろう

 

あ、わたしはとことん生きたかったんだな

生きてるって感じるには再生が必要で

再生するには破壊が必要で

なんかそういうくだりが好きだったんだろう

 

大人になってめちゃくちゃとか

そういうのダメよね

母として、常識的に

と思って暮らしてきて

 

普通のお母さんになりたくて

常識的で、正しいお母さん

そこ目指して、いっぱい着ぐるみ着てきて

いい加減重すぎて立ち上がれなくなって

それも気がつかなくて結局神経症になって

そこも認めたくなくて抵抗して

チーン

 

 

去年の後半から

多分自分に戻りつつあるのを感じていて

私は清廉潔白なんか全く好きじゃなくて

くそだな!!!とか

どーでもいい とか

これは譲れないわ とか

そんな気持ちを感じているのは20年ぶりくらいかも

 

お祝いに金髪にでもしよっかな、なんて思ってる

39歳の私から

14歳の私へ

大丈夫だからとりあえず、生きよ。