アウトプット
【本当の】アウトプットとは。
私はアウトプットがとても苦手だ。
何度も指摘されていたし、自分でも感じてきた。アウトプットしようとすると、熱が出たり、吐き気がしたりと、本当に具合が悪くなるくらい。
それがかなりのものだと本当に感じてきたので、最近意識的にアウトプットに挑戦してきていたつもりだった。
そして今日は、そのやり方がかなり間違っていたことが分かった。
私は自分が受け取った情報、得た知識から、今伝えたいことを文章にまとめ、台本にしてからアウトプットしていた。
自分の感覚や、表現に自信がない。だから、出来るだけ誰にでも伝わりそうな根拠のある話や、事実、確かな言葉を準備してから話す。
暗記したことを話しながら、場の空気と台本の内容がズレてきていることを感じる。自分の心と自分の声とのズレも感じる。話がつまらなすぎて、気持ちが悪い。不安になる。慌てて周りに合わせようとその場しのぎの修正をかけているうちに、自分が何を言いたいのかが解らなくなり、着地点を見失う。相手の表示が「?」になっていることを感じながら、何となく話を終わらせる。
この流れを
→緊張で台本がとんで焦った
→集中出来ず、伝わる話が出来なかった。
→緊張するのは、練習が足りなかったから
と考え、音声や動画を撮りながら暗記したことを繰り返したり、知らない人と話したり、普段しないことをして緊張を和らげる練習をしていた。
そしてこれが、【トライ&エラー】だと思っていた。
今日はアウトプットの機会をいただいたのだけど、全然ダメだった。
前以て準備の時間はなく、今現在の自分の理解をアウトプットする時間。
情けなすぎて泣けるほど話せなかった。
思えば私は小さな頃から本や図鑑が好きで、量としてはかなり読んだと思う。でも、誰かに感想や、内容について話をしたことはほとんどない。
映画や本の感想の話になると、まず相手の意見を聞きたい。そして自分の思いの中で、相手の考えに近いものを取り出して話す。
自分だけが感じたことを表に出すのは、怖い。
だから、私の中にはなくても、正解を出そうとしていた。耳障りのいい言葉を並べて、批判されないように。
間違いたくなくて、批判されたくなくて
自分に甘い甘いと思うのも
これじゃダメって思うのも
人に言われる前に自分で言って守ってる
トライもエラーもしていなかったという、事実が分かった。
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という訳で、
本当のアウトプットをはじめようと思います。
今日の格好悪い自分の、記録でした。
明日の午後は、タダヨガ@北越谷
ご予約は
https://reserva.be/kayoyoga2018