無意識を意識化すること
メンバーとのサットサンガ。ここのメンバーは一言で言うと「ガチ」だと思う。自分達で出資しながらスタジオを運営し、無料でヨガを教えるという、どう考えても怪しげなことをしている。そもそも無料で教えるから怪しい、何か売られるのでは、宗教等の勧誘があるんだろう、などと思うのは今までの常識から考えた解釈なんだけど、そう思うのも分かる。
※マネージャーとして一応言っておく、何も売らないし勧誘もしないので安心してお越しください。🙆
そんな怪しげな?メンバーで開かれるサットサンガの時間は、無意識を意識化する大切な場所になっている。相手の言葉を聞くだけでなく、対する自分の言葉や話の中で思ったことにも無意識を感じ、それを掘り下げ、解釈をはずし、自分をアップデートする。(文章にすると簡単な気がするが、すんなりいくことはない。)
この場所でその体験ができること、本当に感謝している。そしてこの場所に入った自分にも、感謝している。
........................................................
2012年の秩父。
当時の会社の日帰り旅行にて。
このあと私はヨガに出会い、7年後の今、2019年にこの地で寺ヨガリトリートに参加することになる。今から楽しみで仕方がない。
以前の私であれば、ここでも起こってもいないことに不安を感じたり、自信をなくしたりしていただろう。
今の私には、眠れなくなるような漠然とした不安はない。勉強したいことに、理解が追い付かないとか、あれをやるにはどうしたらいいのかが分からないとか、そういう不安はあるけれど。このまま一つ一つ取り組んでいけば解消されていくと分かっていること。
だんだんと、自分がどんなものかが分かってきたのかもしれない。マトリョーシカのようにしつこく箱を重ねてきた私は、この一年何度もその箱を破って捨ててきた。だいたいのものはいらなかった。そして、素晴らしく気のきく、優しくきちんとした私はどこにもいなかった。自分は本当はもっと出来るはずと過度の期待をして、出来ない自分を懸命に隠していただけだった。
きっとまだまだ、箱は重なっているのだろう。